起業家のように企業で働く。
起業家のように企業で働く / 小杉俊哉 を読んだ。
社会人5年目の教科書らしいが、大学4年生の僕でも響くものや、大切だよなと再確認するもの、それは私の価値観とは違うがまぁわかるというもの。
いろんなことを「問い直せた」そんな本だった。
その本から3つくらい自分の大切にしたいと思ったことを残しておきたいと思う。
①結局は全部自分で選択してる
「◯◯さんが言ったから」「上司が言ったから」
そうやって誰かが選択したことに自分が乗っているだけ。
そう思う時もあるけれど、結局は誰かが言ったことに乗っかると自分が選択した。
そう、最後は「結局自分が選択した。」
こんなに当たり前で、どこにでも書いてあることがここに来て少し刺さった。
自分で選択しているからこそ、なぜこういう選択をするのか、したのか、
自覚的でいないと、結局は自分の責任なのに、どこか他責にしてしまう。
そうだ、自覚する余裕がないからだ。
だれも悪くないのに、相手の背景や自分の思いに目を向けると面倒だから、
結局誰かが悪いと非難しなければ自分が保てない。
じゃあどうすればいいんだっけ、
それがいわゆるリスペクトを持ちつつ、自分で選択する、発信する。
そういうことなんだろう。
相手の求めているもの、相手の立場、それを感じた上で相手に接する、
そしてその時、自分の背景とストーリーも共有する。
そうやって自分で選択するんだよな。
②関係者のインセンティブはなにか常に意識する。
仕事とは関わる人全方位に対して貢献することだと思う。
その貢献の仕方は簡単にいうと2通りで、
有形と無形のものがある。
有形のものはいわゆる経済的効果。どれだけ儲けたか。
無形なものは、やりがいや幸せだ。
全方位に、この貢献をしっかりすることで、
「関わり」というものは持続可能になる。
そして有形なものは、いずれ限界がある。
みんなのお財布の中も有限であるように、会社内で使えるお金も有限である。
ではなにで貢献するか?
それは無限の可能性にある、無形なものだ。
みんなが求めている無形バリューにどうアプローチできるか。
そこにアプローチできれば、おのずと自分にも、
貢献によりたくさんのものが返ってくる。
それがやりがいになる。それをおれは知っていたとふと思い出す。
「相手のインセンティブはあるか?」
③マネジメントではなくリーダーであれ。
ドラッガーは定義を分けて使っているらしい。
(恥ずかしながらドラッガーにまだちゃんと触れていない・・・)
この記事がとてもよかったので、気になる人は詳細を読んでみて欲しい。
▼ここ最近の自分に足りなかったのは、マネジメント能力でなく、リーダーシップ
トップに立った人間が、いかに回すか。その思考だけだったら負けだと思う。
もちろんそれも大切であるが、
やはり「ビジョンを示す」「模範となる」「必要な整備をする」「権限を委譲する」
その上での「いかに回すか」
簡単にいうと前者がリーダーシップ、後者をマネジメントとドラッガーは呼んでいるそうだ。
このどちらをも出したり引っ込めたりしながら、ビジネスは行うもので、
そのバランス感が組織で動く時にとても大事になるのだと、身を持って知った。
▼時に正義を振りかざす時だって必要なんだ
この本には書かれていないが、これはここ最近人と対話をしていての学び。
「時に正義を振りかざすのも必要」
自己主張が激しいやつだと言われるかもしれないが、
Visionを立て、前に進める初めの一歩は、
正義を示し、道を作ることがとても重要だったりする。
正義は人それぞれ違う、それはわかってる。
だから人は正義を振りかざすことが怖い。それもわかってる。
みんなを大切にしたいという裏側に、嫌われるのが怖いという感情がある。それもわかってる。
だからこそ、逆に正義をふえりかざすことだって必要で、
そういう瞬間が前に大きく進む起爆剤になる。
その上で周りの意見を聞きまくればいい、微調整すればいい、
脱落するチームメンバーがいるかもしれないが、
価値観が合わないメンバーと仲良しこよししても、なにも進まない。
時に正義を振りかざす。
そこに自覚的であり、振りかざされる時に感じる心の揺れ動きを感じていれば、
それは優しさだ。
だから時に振りかざせばいい。
今日はこんなところで、語るのをやめにします。
読んでくれた方、稚拙な文章でごめんなさい。
磨きます。
少しでも、日々の自分を振り返る材料になれば幸いです。
本を読み、自分の日常に当てはめてアウトプットする。
本当に大切なことが少しずつ見えてくる。
日々忙殺されると、やっぱりベクトル自分に向きすぎる、
そして大切なことを見失う。
だからこそ、客観的になれることは必要だったりする。
結構この繰り返しで順調に進むことが多いので、
余裕を持ちながらinputは続けていきます。
日々学び・・・